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国立大学のAO・推薦枠を2018年度までに倍増し定員3割を目標
日本の18歳人口の減少を受けて大学や専門学校の淘汰や定員割れの問題が生じています。
国公立大学は大丈夫だろうと思っていましたが、国際的な大学間競争が激化しており、
優れた資質、能力の学生を確保するために国立大学でもAO(アドミッション・オフィス)・
推薦枠を増加させる方向です。
国立大学全86校が加盟する『国立大学協会』によると、
AO・推薦入試と世界各国の大学入学資格が得られる「国際バカロレア」を活用した入試の合格者
の総数を2018年度までに現在の2倍にあたる入学定員の30%に引き上げるという内容です。
また外国人留学生の受け入れも2021年度までに倍増させる方針です。
文部科学省が2015年9月に発表した2016年度の国公立大学入試概要によると、
国公立166大学のうち、推薦入試を実施する大学は、
初めて導入する東大と京大を含む159大学で、過去最多となりました。
受験生の個性や意欲などを総合評価するAO入試も、京大などが新たに加わり、
過去最多の75大学で実施されました。
2015年11月9日に東京大学が初めて実施する推薦入試の出願者数を公表しましたが、
全10学部の募集枠計100人程度に対して出願者は173人にとどまり、
経済学部と薬学部では出願者数が募集人数を下回ったそうです。
同様に京都大学でも学部・学科により応募者にばらつきが出ました。
また、高校からは要求のレベルが高すぎるとの指摘も出ています。
東京大学・京都大学などは別世界の話ですが、
国際バカロレアの活用や外国人留学生の受け入れ等により大学が変革していくことが期待されます。
国際バカロレアの紹介はこちらです。
(2015.12.01)
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