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留学時に持って来る電子辞書、スマホ・タブレットの辞書、ペーパー辞書の比較
留学する皆さんはほとんどの方が辞書を持参されると思います。オーストラリアでは英和や和英の辞書は入手は困難です、学校の先生は英英辞書を使いなさいと
薦められますが売っている英英辞書は2~3種類しかありません。
スマートフォンやタブレットの値段が安くなって、インストールするだけで使える辞書もありますが
いくつかの制約があります。
公共の試験(IELTSやTOEICなどの試験会場)では辞書の使用は一切認められていませんので、
このテーマでは論外です。
学校の試験(終了試験や期末試験など)では電子辞書とペーパー辞書しか使用が認められていません。
スマートフォンやタブレットは外部のネットワークに繋げる事ができるから不正になると言う
理由です。
英語コース、特にアカデミックコースになるとサーベイレポートなどの課題が課されます。
これは学術データーベースから一つのテーマに関連がある論文を15点くらい選んで、
その論文を引用しながら自分の意見を導き出すと言う課題です。
例えば、『幼児に英語を教えることによる脳の発達に与える影響』などです。
サーベイレポートは大学やTAFEの授業では良く出てくる課題で、その練習として
アカデミックコースでも授業の中に取り入れています。
しかしながら、データーベースの論文をそのまま引用(コピペ)してはいけません、ソースの論文に
対して、話法の変換(直接話法⇔間接話法)、態の変換(能動態⇔受動態)、
異なる動詞への変換などを行い独自の文にする必要があります。
この時に和英、英和、類語辞典(thesaurus シーソラス)の3つが必要になります。
特に類語辞典は自分が今まで聴いたことが無いような単語を導き出す為には必須です。
自分のボキャブラリが少なかったら、もう手も足もでなくなります。
私は重たいペーパー辞書を2冊持って通いましたが、電子辞書ならシーソラスが入っている
物もありますので1つですみます。
幸い現在の大半の電子辞書はネットへの接続はできないようですので、学校の試験への
持ち込み可能はしばらくは変わらないと思います。
皮肉なことにネットへ繋げる事ができないと言う事が電子辞書の生き残りの道かもしれません?
タブレットが安価になった分、電子辞書の値段がもっと安くなれば良いのですけど。
オーストラリアでは電子辞書は売ってないと思ったほうがいいです。
ぜひ日本で入手して来て下さい。
(2014.01.28)
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